今日は明後日の向島見番で開催される勉強会の下ざらいがございました!!
下ざらいとは、本番と同じように行う、最終リハーサルと申し上げましょうか。
実は本番よりもこちらのほうが緊張したりします(笑)
ということで、勉強会のお知らせです。
開催日時:平成30年11月17日(土)
第一部 13時00分(開場12時30分)
第二部 15時00分(開場14時30分)
開催場所: 向嶋墨堤組合二階
入場料 : 無料(入場制限あり)
千景 出演 : 一部 長唄 老松 大鼓
一部 清元 青海波
向島墨堤組合HP
http://mukoujima-kenban.com
※入場制限があるそうです。どれくらいの人がお見えになるのか全く見当がつかず、先着順でお入れするとのことなので、お早めにお越しいただけると確実かと思います。何卒よろしくお願いいたします。
私は長唄 老松で初めて “大鼓”(おおつづみ/おおかわ) という楽器を演奏致します。
小鼓と対になっておりまして、大鼓の場合は右手の中指と薬指に、和紙で成形した指型のサックに鹿革を貼り付けた“指皮”をはめて演奏します。
カーンという乾いた高い音が響くのが特徴です。
また、清元とは江戸浄瑠璃清元節をさし、数ある浄瑠璃節の中では、一番新しくできたものになります。
長唄とかよく聞くけど、何が違うの〜?とよく質問をいただきますが…
私がよくお話しするのは、例えば洋楽でもJAZZやrockやPOPSなどあるように、邦楽にも長唄、清元、常磐津、小唄などあるんですよぉ〜とお話ししています。
洋楽でもJAZZなのかrockなのか分からない曲もありますよね。
それと同じでそれぞれの特徴を捉えられるようになるまで、聞き比べていろんな曲を聴くのが大事かなと思います。
清元の特徴を簡単に言うならば、とても高音で伸びのある声です。
踊りだけでなく、様々な音楽も演奏されますので、お楽しみくださいませ。
それでは良い一日をお過ごしください。